フェラーリの生まれ故郷イタリアには、フェラーリ専門の博物館があります。
まず一つがモデナにあるエンツォ・フェラーリ・ミュージアム。もう一つがマラネロにあるフェラーリ・ミュージアム。どちらもフェラーリの歴代モデルを見ることができますが、扱っている方向性が違う点を理解して観光に向かうのがオススメです。
エンツォ・フェラーリ・ミュージアム/モデナ
まずはモデナにあるエンツォ・フェラーリ・ミュージアム。もともとエンツォ・フェラーリの生家であり、名前の通り、フェラーリ創業者であるエンツォ・フェラーリにフォーカスが当たっている博物館です。フェラーリの歴史やDNAを感じたいという方にオススメです。
どちらかというと落ち着いた雰囲気で、企画展も行われることが多く、展示も選りすぐりのものがずらり。設計図やエンジンを見ることができ、エンツォ・フェラーリが生きている間に生み出したフェラーリを感じる場所と言ってよいでしょう。
また、フェラーリのF1マシンのデザインをしたシミュレーターもあり、レーサー気分を楽しめます。さらにお土産を買えるショップもあり、Tシャツなども買えますが、さすがフェラーリというべきか、高額のお土産もあるので少し懐に余裕を持っていくと満喫しやすいかもしれません。
フェラーリ・ミュージアム/マラネロ
次はマラネロにあるフェラーリ・ミュージアムですが、こちらもフェラーリの歴代モデルが確認できます。F1の獲得トロフィーも飾られている点も魅力です。やはり一目見るべきなところとして、F1マシンが一堂にずらりと並ぶコーナー。展示されるマシンは時期によって変わるため、可能であれば時期をおいて何度か通えるとベストといえます。
また、製造工程に関するコーナーも見どころで、製造に使われる木型やボディーシェルを見ることもできて楽しいひと時を過ごせます。
フェラーリ好きならぜひ訪れたい博物館
この2つの博物館は共通入館チケットもあり、有料のシャトルバスも通っています。フェラーリを愛しているという方は、ぜひどちらも通って一日中観光を堪能してみるのも良いでしょう。車で30分ほどの距離で離れているので、もしレンタカーを借りた旅行を行うのであれば、自由に行き来できます。どちらの博物館も駐車場は備わっているので、心配はありません。
いずれにせよ、フェラーリが好きなら通うべきで、その思い出がなによりもお土産となります。フェラーリの一部だけを見るのではなく、これまでの歴史をきちんと真正面から体感できるというと、このフェラーリ公式の博物館たちになりますので、興味がある方はぜひ通ってみてください。